ほぼ投資初心者の50代が、新NISAを活用するプランを考えました。
あくまでも私自身に合うだけで、どなたかにお薦めしたり参考にしていただこうというものではありません。
こういう考え方もあるんだなと見ていただけたらと思います。
2024年からの新NISAに向けて、終わらなかったマネックスからSBI証券への移管がやっと完了しました。
新NISA開始からのポートフォリオを検討して決定しました。
たくさんの動画を見て記事を読んで勉強し、自分なりに答えを出すまでの経緯をまとめました。
ポートフォリオの決定まで
いくら投資するのか
数円ぐらいしか金利のつかない普通預金にずっと置いていたものを、新NISAで運用することにしました。
投資のセオリーで、
しばらく使う予定のない余剰資金で投資する
というのがあるそうで、それにならったものです。
これで金額は決定しました。
何に投資するのか
これは非常に迷いました。
50代で投資をというと、こういった二つの意見がありました。
- 50代からはリスクを取らず保守的な運用を
- 何歳でもどの商品が良いかは変わらない
一つづつ説明します。
50代からはリスクを取らず保守的な運用を
大きな下落があった時に、何年も働いて貯めた資金が一気に無くなり、年齢的に挽回が難しいという理由でした。
この場合は債権などのリスクの少ないものを選ぶことになります。
リスクが少ないので、大きなマイナスになりにくい
精神的に気が楽
リスクが少ないので、大きな利益は期待できない
何歳でもどの商品が良いかは変わらない
これは取り崩しの段階でも運用は続いていて、それを考えると15〜20年の運用期間があるので、それなりのリスクがあっても大丈夫だろうという理由でした。
長い目で見て安定しているインデックスファンドが候補です。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- SBI・V・全米株式 インデックス・ファンド
この辺りでしょうか。
債券よりはリスクが高いので、利益が期待できる
リスクが高い分20%以上のマイナスの時期もありえる
精神的に不安になる
パーマネントポートフォリオ
第3の選択肢として、暴落時に強いというポートフォリオを見つけました。
- 金(ゴールド)
- 米国長期国債
- 米国株式
これを1/3づつ持つというものです。
こちらのBANK ACADEMY さんの動画が詳しく説明しています。
これは暴落時に強いので50代でも精神的に安定したものになるかも?
BANK ACADEMY さんの動画で15年の運用実績をみると、リーマンショックの暴落時の最大マイナス時でも-4%までいかないというのが魅力です。米国株の場合は-36%以上のマイナスでした。
でも、投資を始めるのが遅かったので、ある程度リスクを取った運用もしたい、、
私の決定
ポートフォリオ
いろいろ考えた結果、私の選択はこうなりました。
パーマネントポートフォリオと、
リスクをとった運用を
半分づつにする。
素人考えで、邪道だと思います。
でも保守的に行くか、リスクを取るのか決められなかったので、どっちもにするのが私の選択でした。
実質米国株の割合が、オルカンに含む分も加えると全体の半分ぐらいになりますが、自分なりに理屈があって決めた割合なので納得しています。
これなら後悔することはないでしょう。
具体的には、投資に回す資金の半分をパーマネントポートフォリオで運用し、残りの半分をオルカンか米国株のインデックスファンドで運用するというものです。
パーマネントポートフォリオだけであれば、
- 金(ゴールド) 33.3%
- 米国長期国債 33.3%
- 米国株式 33.3%
なので、それぞれその半分の
- 金(ゴールド)16.65%
- 米国長期国債 16.65%
- 米国株式 16.65%
としました。
次に、リスクをもう少し取った残りの50%は
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
で、ほんの少しだけインドのインデックスファンドを買おうと思います。
こういう形になります。
何を買うのか?
現在具体的にどのファンドを買うのかを考えています。
候補はこんな感じ
- SBI-SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)
- iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF
- SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
- 三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SBI-SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
米長期国債が投資信託にはないのでどうしようかなと思っていますが、これで決定になるでしょう。
iシェアーズ 米国国債 20年超 ETFは、投資信託ではありません。
2023年11月30日現在、新NISA対象になっていませんが、2024年開始の新NISA成長投資枠対応予定だそうです。
出典:SBI証券
に掲載されていましたので新NISA成長投資枠で購入予定です。