JRゲートタワーのグッドモーニングハノイでランチしました。
はじめて食べたコムアンフーというベトナム料理が衝撃的だったのでレビューします。
アジアンヌードルというのだけ見て店に行き、タイ料理かと思ってたら店名を見てベトナム料理だと気づきました。
5〜6組待っていましたが、日曜のランチタイムなのでしょうがないかなと思っていました。
でも席が空いてもなかなか席に通してくれない。
おかしいなと思っていたら「システム障害でオーダーがキッチンに通らないので、30〜40分お待ちいただける方だけお待ちください」と。
もうかなり待ったので待ってみることにしました。
最初からだと1時間待った頃にやっと呼ばれました。
「システム障害でオーダーがキッチンに通らない」というのがピンと来なかったのですが、席に着いて分かりました。
「オーダーはQRコードからお願いします」
なるほど、テーブルで自分のスマホを使ってオーダーするのね。面白いスタイル。
店内はおしゃれな作りで、客層は若い女性が多いようです。
メニューはベトナムヌードルのフォーがメインで、数えてみると25種類もありました。
ベトナムでよく見るビーフフォーや、なぜかタイ料理との融合かトムヤムフォー、グリーンカレーフォーなどもあります。
パッタイも3種類ありました。
パッタイはタイ風やきそばと訳されますが、平打ちの米麺をナムプラーなどで炒めたものでもやしやニラ、エビが入っています。
ご飯ものはガパオライスやトムヤムチャーハンなどありましたが、ひとつ目を引くメニューがありました。
サラダご飯コムアンフー
聞いたことも見たこともないベトナム料理に惹かれて注文してみました。
雑穀米に、レモングラスとニョクマムで味つけたチキン(卵の左)、フレッシュトマト、薄焼き卵の細切り、酸っぱい大根とニンジン、干しエビ、フレッシュハーブが添えてあり、これをニョクマムベースの酸っぱいタレをかけて混ぜて食べるそうです。
パクチーをオプションに付けました。
雑穀米はタイ米のようなロングライスですが癖もなく、固めで粘り気がないお米です。さらっとした食感で味もついていません。
卵は錦糸卵にそっくり。
酸っぱい大根とニンジンはお節料理のなますのイメージそのもの。
タレはほんの少しピリッとして、酸っぱさとニョクマムの塩味、少し甘さもある深みがあります。
とくにチキンのレモングラスが効いてて、ハーブがたっぷりのアジアンフードが好きな人なら絶対好きな味です。カレー粉の入っていないプーパッポンカリー(タイ料理)という感じです。
本来は全部混ぜて食べるようですが、私は食べ物をぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのが苦手なので、少しずつ具材とタレと混ぜつつ食べました。
深みがある味で、どんどん箸(スプーン?)が進みます。
卵と大根ニンジンの入った優しい味のスープが付いています。
タイ料理とベトナム料理はやはり似てますね。
コムアンフーの見た目は、私が一番好きなタイ料理のカオクルッカピにそっくり!こちらはエビ味噌で味付けしたご飯で添えてあるものも少し違いますが、雰囲気はそっくり。
↓こちらがカオクルッカピ(無料素材です)
娘はガパオラーメンを注文しました。
これもしっかりガパオの風味がしたおそらくチキン?がのっかった、上品なお味のスープでした。こちらもパクチーをオプションで。
本当はフォーが食べたくて入ったお店でしたが、見たことがないコムアンフーに惹かれて挑戦してみましたが、大正解でした。
次はフォーも食べてみたいです。