新NISA制度が2024年から始まりますね。
NISAは一応やっていましたが、なんだかよくわからないまま一般株を少し買って忘れて置いてあるうちに5年が過ぎていました。
投資をリスタートしよう
余剰資金は銀行口座に普通預金として貯金していましたが、
- 円での貯金自体が円に投資していることになっている
- 100円は貯金だとずっと100円のままだけど、世の中がインフレになって100円で買えたものが200円になれば、実質資産価値は半分になるのも同然
という考え方に納得し、いまさらながらきちんと勉強してから、改めて投資をはじめようという気持ちになりました。
数年後に定年を迎えるこの年齢なので、リスクの低い保守的なポートフォリオが良いとされています。
我が家の場合夫が年下なので、もう少しの期間は保守的なというのは後回しにして、リスクを取っても良いのかなと考えています。
新NISAはどこで口座を作る？
NISAは、金融機関に口座を開設し、そこでNISAの取引をする届出をして税務署の審査のあとにNISAでの取引ができるようになります。
で、どこの金融機関にするか？
考えはじめたのが2023年9月末ごろでした。
当時マネックス証券に口座があり、NISAもそこでやっていました。
新NISAのことを調べていくうちに、
SBI証券か楽天証券のどちらかが良いらしい
というのを見かけました。
- 画面の操作性
- 取り扱い商品の多さ
- 手数料等の低さ
こういったもので選ぶそうです。
マネックス証券は、画面が本当に分かりにくくて、調べてもユーザが多くないせいか情報も少なく、公式のFAQも貧弱で問い合わせの電話が全然繋がらないという問題がありました。
「あまりお世話にならないから」と放っておきましたが、新NISAをはじめるには不向きだなということで金融機関を変更することにしました。
わたしは、なにか物事を決める時、ユーザの多いものを選ぶようにしています。
困った時にネットで調べると、すぐに情報が出てくることがその理由です。
ということで、SBI証券か楽天証券。
楽天経済圏の住民ではなかったので、どちらでも良かったのですが、iDeCoを SBI証券でやっていたことと、2023年10月からはじまった三井住友銀行のOliveが魅力的だったのでSBI証券に決めました。
NISA口座の移管をはじめる
マネックス証券にあるNISA口座をSBI証券に移管するのに、次のような手順がありました。
| １ | SBIに口座開設 |
| ２ | マネックスにNISA口座を閉め、他社へ移管するための書類発行依頼 |
| ３ | マネックスから書類到着 |
| ４ | SBIに他社から移管するための申請書類発送依頼 |
| 5 | SBIから書類到着 |
| ６ | ３と記入した５をSBIに送付 |
| ７ | SBIで確認 |
| ８ | SBIから税務署に審査依頼 |
| ９ | 税務署から審査完了後SBIでNISA口座開設 |
概ねひと月で手続きは完了するということだったので、10月頭にはじめれば10月末か11月頭には開設すると思っていました。
2024年から他社に移管する手続きが10月からなので、一番早く手続きしました。
しかし11月23日現在いまだ開設されていません。
移管手続きの経緯
近頃郵便の到着までがとても時間がかかります。
書類発送依頼したものが届く、それをまた送って先方に届く、というだけで約2週間近くかかります。
先ほどの手順に日付を入れていくと
| １ | 9月26日 | SBIに口座開設 |
| ２ | 9月26日依頼
10月3日以降発送 |
マネックスにNISA口座を閉め、他社へ移管するための書類発行依頼 |
| ３ | 10月17日 | マネックスから書類到着 |
| ４ | 10月17日 | SBIに他社から移管するための申請書類発送依頼 |
| 5 | 10月23日 | SBIから書類到着 |
| ６ | 10月24日 | ３と記入した５をSBIに送付 |
| ７ | 不明 | SBIで確認 |
| ８ | 11月2日 | SBIから税務署に審査依頼 |
| ９ | 未定 | 税務署から審査完了後SBIでNISA口座開設 |
８から９までは1〜2週間の予定でしたが、が3週間経過もまだ。
4を9月末時点でやっていたら1週間ほど短縮できたはず。
しかし自分のミスもあったものの、2ヶ月経っても終わらないとは、新NISAの人気の高さがうかがえます。
いつまでで2024年最初からに間に合う？
2024年1月分の積立設定期間がすでに始まっています。
- SBI証券
11月19日〜12月10日
- 楽天証券
11月13日〜12月12日
クレジットカードで積み立てる、いわゆるクレカ積立は、この期間で設定が必要です。
この期間を過ぎてしまうと、1月のクレカ積立枠は使えないことになってしまいます。
絶対1月からやらないといけないわけではないけれど、年齢が高い分早くはじめたい気持ちもあります。
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新NISA熱が高まり、SNSではこういった書き込みもよく目にします。
でも周りの雰囲気にのまれて、自分自身のペースでというのを忘れないよう落ち着いた投資がしたいですね。
ついつい欲張って「一番効率よく」「一番得をする」ということを目指してしまいます。
でも常にそう思っていると、疲れてしまう。
完璧のための作業を考慮すると、8割ぐらいで納得した方がかえって精神的、時間的なことでお得かも。
完璧主義をやめて、8割の出来を目指す方がかえって効率が良い。
50歳を過ぎてそう思えるようになって、いろんな面で気持ちが楽になりました。
なので「1月のクレカ積立間に合えばいいな」と、気長に待つことにしました。
まとめ
NISAの金融機関移行には、通常ひと月ほどかかります。
新NISA開始前は手続き増のため、2ヶ月、もしかしてそれ以上かかると思われます。
かなり余裕を持って手続きしたつもりでしたが、世の中の新NISAフィーバー（死語？）に負けました。
