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【過干渉】子育てで親の間違った対応【不登校】

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期待して裏切られた気持ちになる

 

たまーに、言われる「学校行こうかな」

 

明日行くからと言われて、ぬか喜びしてしまう。

 

きっと無理だろうなと思いつつ、それでも期待してしまう。

 

そして、やっぱり起こしても起きない。

 

裏切られたという気持ちになってしまい、

 

勝手に期待しすぎたのに、余計辛い気持ちになる。

 

よくいわれている「行く行く詐欺

 

感情としてはしょうがないけれど、必要以上に落ち込まないようにしたい。

 

親の気持ちの安定は大事かなと思う。

 

はじめの頃は何もかも嫌になって、叫び出したい気持ちになったことも何度も。

 

いや、実際叫んだこともある。

 

悲しくなる、がっかりする、そしてそう感じてしまう自分に自己嫌悪。

 

でも悲しくなるなどの負の感情は、感じてしまうことは正常なことで、否定する必要はない。

 

 

「あー、辛いと感じるな」と気持ちは一旦受け止めて、そっと「置くように」手放したい。

 

 

本人の意思でないことを誘導してしまう

 

中1の2学期からの不登校。

 

2になる直前の春休み、「2年から行こうと思ってる」という。

 

本当に踊り出したくなるほど嬉しかった。

 

私「じゃあ勉強に追いつくの、どうする?」

 

娘「なんとか追いつけるよう頑張る」

 

私「じゃあ塾か家庭教師でもやる?」

 

という流れで家庭教師を開始。

 

これが非常に悪かった。

 

でも35回ぐらい終わった頃から、先生が来ても部屋から出てこず。

 

そのまま家庭教師はやめることに。

 

結局2年生は始業式、終業式と林間学校というのかな?宿泊を伴う行事に参加したのみ。

 

やめる時の話し合いで「本当は家庭教師やりたいと思ってなかった」と。

 

「やる?」と言われて「やったほうがいいかな?」と思うから「やる」と答えただけ。

 

家庭教師も本人が「やりたい」と言い出したらやればよかった。

 

私が「家庭教師やる?」と聞いて、誘導するみたいになっていた。

 

本人から「家庭教師やりたい」とか「勉強追いつきたいけどどうしたらいい?」と聞かれた時に手を貸すべきだった。

 

全てにおいて勝手に「こうだろう」「こうしたほうがいいかな?」と進めてきたと思う。

 

私は、先回りしていた

 

 

家庭教師開始時に任意で買ったオリジナルテキストのローン数十万円だけが残った。

 

いや、それに加えて、娘の自己肯定感の減少と私の自己嫌悪?後悔も残った。

 

失敗から学ぶ機会を奪ってしまう

 

スクールカウンセラーの先生に言われた。

 

「本人に困らさせてあげてください」

 

「失敗させてあげてください」

 

ついつい、手を貸していた。

 

いや手を貸すどころか、「決める」ということを取り上げていた。

 

結果、本人が自分で決めることが難しくなってしまった。

 

よく「分からないからママが決めて」と言われる。

 

例えば、バッグを買う時に本人が「これが良い」と簡単に決めた時、「こういうタイプや、こういうタイプもあるけど本当にこれでいいの?」と聞いてしまっていた。

 

全ての選択肢から最良のものを選んで欲しい。買ってから「やっぱりこういう機能があるやつにすれば良かった」と後悔しないで欲しい。

 

そう思ってつい口を出していた。

 

ある時娘に「私がいいなと思っても、いつもママは自分の意見を押し付けてくる」と言われた。

 

本当にその通りだった。

 

ものすごく反省した。

 

買い物を失敗して、そこから自分で学ぶべきだった。

 

「失敗させないよう」と思うあまり、「失敗しない選び方」を学ぶ機会を奪ってしまっていた。

 

転ばないよう転ばないよう、そして目の前の道の小石を全て拾って怪我しないようにしていたかも。

 

 

現在、中学卒業後の進路を決める大切な時期。

 

どこの学校に行くか、将来どうするか、というより大切な目標がある。

 

本人が自分でどう決めるのか。

 

それだけ。

 

誘導しないように、押し付けないように、でも親としての意見は求められたら伝えられるようにサポートしたいと思っています。

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